アボット、2013年度第4四半期および通年の業績を発表

―第4四半期の継続事業からの1株当たり利益(EPS)は0.58ドル(GAAPベースでは0.37ドル)
―調整後営業利益実績は2013年に改善
―2013年度は多様な事業ポートフォリオにおいて、さまざまな新製品を発売
―2014年度の業績予測を発表

イリノイ州アボットパーク、2014年1月22日―アボットは本日、2013年12月31日までの第4四半期の業績を発表しました。

  • 2桁成長を反映して、第4四半期の継続事業からの希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.58ドルとなり、通年では2.01ドルでした。米国会計基準(GAAP)ベースでの継続事業からの調整前希薄化後EPSは、第4四半期に0.37ドルとなり、通年では1.50ドルでした。
  • 為替変動の影響を除外すると、第4四半期の世界売上高は、調整後で3.3%増でした。2.9%の為替変動のマイナス効果を含めた調整前売上高は、0.4%増でした。アボットが当初発表した、8月のInternational Nutritionでの販売停止によって、世界売上高の伸びは、約1.5%押し下げられたと見積もられます。
  • 2013年通年では、アボットは調整後営業利益を、前年比110ベーシス・ポイント伸ばしました。これは主として、診断薬・機器事業部門と栄養剤事業部門での持続的な改善によってもたらされたものです。GAAPベースの営業利益は、前年比320ベーシス・ポイント改善しました。
  • アボットは2013年度にさまざまな新製品を発売しました。特に、栄養剤の分野で発売された70近くの新製品、米国および日本における薬剤溶出ステントXIENCE Xpedition™、米国におけるアボットの画期的な僧帽弁閉鎖不全症治療機器MitraClip®、日本におけるTECNIS® OptiBlue眼内レンズ(IOL)および米国におけるTECNIS Toric IOL、コア・ラボラトリー向け次世代自動化システムACCELERATOR a3600™、ならびにARCHITECT™プラットフォーム上のいくつかの新しい診断テストなどです。
  • アボットは、2014年度通年の継続事業からのEPSガイダンスを発表しましたが、それはガイダンスの範囲の中間点での2桁成長を反映しています。
  • アボットは2014年度には、自社株買い戻しを20億ドル超まで増やすことを計画しています。2013年10月、アボットは四半期の普通株配当金を57%増やすことを発表しました。

アボットの会長兼CEOであるマイルス・D・ホワイトは、次のように述べています。「2013年度は、いくつかの課題に直面したにもかかわらず、100ベーシス・ポイントを超える営業利益の伸び等、期待通りの収益の伸びを達成しました。2014年度も引き続き、継続事業からの1株当たり利益の2桁成長を達成することを目指します。」

第4四半期の業績の概要
 

第4四半期および通年の事業セグメント別売上高と四半期の売上実績に関する記述

※ 売上高合計には、その他の売上高3,500万ドルが含まれます。

※ 売上高合計には、その他の売上高1億2,900万ドルが含まれます。

n/a = データなし
注:調整後の増加には、為替変動の影響を排除した前年比の割合が反映されています

2013年度第4四半期の57億ドルの世界売上高は、調整後で3.3%の増加となりましたが、これは診断薬・機器事業部門および医療機器事業部門によってもたらされました。調整前売上高は、為替変動のマイナス効果2.9%の影響を含んで、0.4%増となりました。

新興市場の第4四半期売上高は、調整後で9.0%増、調整前で5.2%増の23億ドルでした。

 


この資料は、アボット ラボラトリーズ社が、2014年1月22日(現地時間)に発表を行ったプレスリリースを日本語に翻訳再編集し、ご参考として提供しております。
 
オリジナルのプレスリリースの正式言語は英語であり、この内容および解釈については英語が優先となります。この資料の英文オリジナルにつきましては、以下のサイトをご参照ください。
http://abbott.mediaroom.com/2014-01-22-Abbott-Reports-Fourth-Quarter-and-Full-Year-2013-Results