アボットは、2015年からワールドマラソンメジャーズとパートナーシップを締結し、東京・ボストン・ニューヨークなどの世界6大マラソン「アボット・ワールドマラソンメジャーズ(以下、AWMM)」の冠スポンサーを務めています。
AWMM6大会すべてを完走したランナーに贈られるSix Star Finishers(以下、SSF)は、世界中のランナーが憧れ、挑戦を続ける栄誉ある称号です。その栄誉を得る瞬間を支えるボランティアには、アボット社員とその家族のみが参加できます。今回は、SFFボランティアとして東京マラソンを支えた社員のインタビューをお届けします。
---自己紹介をお願いします
Mさん:アボットは外資ヘルスケア企業では珍しく、日本国内にも研究開発拠点を持っています。世界をリードする日本のアカデミアの英知を取り入れながら世界基準の製品開発を行っている研究所です。わたしはその研究所でサイエンティストとして働いています。
昨年社内チャリティーランナーに応募したのですが、残念ながら落選してしまいました。少しでもランナーと近い場所で東京マラソンの雰囲気を味わいたいと考え、SSFボランティアに参加しました。
Lさん:私もMさんと同じ職場でサイエンティストとして働いています。東京マラソンは、これまでアボットチアゾーン※からランナーを応援していました。SSFボランティアはアボット社員しか参加できないと聞いて興味を持ち、応募しました。
※アボットチアゾーン:マラソンコース沿道に設置された社員とその家族専用の応援ゾーン
--SSFボランティアはどのような活動をするのですか
Mさん:「Six Star Journey」と呼ばれるAWMMの6大会を完走する旅を東京マラソンで終える、世界中のランナーを迎えその栄誉を称えることです。具体的には、ゴールしたSSFの誘導、メダル授与、写真撮影などさまざまなサポートを行います。
Lさん:メダルの箱を開けて準備しておいたり、大会施設の道案内をしたり、細かい点にも気を配ります。2023年は、コロナ禍で来日できなかった海外ランナーが数多く参加しました。その年はギネス記録が誕生するほどたくさんのSSFが誕生し、私たちボランティアですべてのSSFランナーをサポートしました。SSFは海外のランナーが多いですが、言葉はなくてもスマイルがあれば心は通じます。 ゴール後のランナーの充実した表情はどの国も共通でした。
--ボランティア活動の中で印象的だった出来事を教えてください
Mさん:ゴールしたランナーから一緒に写真を撮って欲しいとリクエストされたときは、一体感をより感じることができ嬉しく思いました。特に記憶に残っているのは、母娘で同時にSSFを獲得した海外ランナーの二人です。先にゴールした娘さんが「お母さんが来たら写真を撮って一緒に祝福して欲しい」とお願いされ、3人で喜びを分かち合ったことは忘れられません。
Lさん:ゴールで迎えたSSFランナーのひとりに、私の地元である中国天津出身の方がいました。その方は手元にスマホがなく、私の携帯で写真撮影をしましたがその場で連絡を交換できませんでした。その後、SNSなどで探していますが、未だに写真の共有ができていないことを残念に思っています。
--ボランティアに参加して良かった、と思うことを教えてください
Lさん:SSFの熱気と感動はボランティアでしか味わえない体験なので、参加できてとても嬉しかったです。走り切ったSSFの皆さんに何度も「Thank you Abbott!!」と言われ、本当に勇気とパワーをもらいました。
ランナーの皆さんが、泣いたり、笑ったり、感動したりする複雑な感情が抑えきれない様子を見て、私がマラソンを完走したような感覚になりました。
Mさん:国籍や人種、背景など意識しないダイバーシティな空間が自然に実現できていて、アボットらしい面を感じられる機会でした。ゴールの興奮そのままに話しかけてくれたランナーが何人もいて、自然とワクワクしてくる感覚はあの場所特有で、体験できてよかったなと思っています。
アボットはAWMMの支援を通じ、私たちが目標とする「人々があらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができる」をサポートしています。
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