- 第1四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.61ドル、調整後の希薄化EPSは6%増の1.15ドル
- エグザクトサイエンスの買収を完了、成長が続くがん診断市場におけるリーダーとしての地位を確立
- 2026年通年の比較ベース売上高成長率を6.5%~7.5%と予想1
- エグザクトサイエンスの買収に伴う0.20ドルの希薄化を含め、2026年通年の調整後の希薄化EPSを5.38ドル~5.58ドルと予想
※本資料は、アボットが2026年4月16日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
2026年4月16日―アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2026年3月31日を期末とする第1四半期の業績を発表しました。
- 第1四半期における売上高は決算報告ベースで7.8%増、比較ベースで3.7%増でした。
- 第1四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.61ドル、特定項目を除いた調整後の希薄化EPSは1.15ドルとなり、6%の成長となりました。
- 2026年3月23日、アボットはエグザクトサイエンスの買収を完了しました。本買収により、アボットはがん診断市場におけるリーダーとしての地位を確立するとともに、アボットのポートフォリオに新たな高成長事業を加えました。
- アボットは、2026年通年の比較ベース売上高成長率を6.5%~7.5%と予想しています1。
- エグザクトサイエンスの買収に伴う0.20ドルの希薄化を含め、アボットは2026年通年の調整後の希薄化EPSを5.38ドル~5.58ドルと予想しています。
- 1月、アボットは、AtaCor Medicalとの提携により、命にかかわる不整脈を抱える患者さんへの除細動治療を可能にする、次世代の血管外植込み型除細動器(EV-ICD)システムの開発を行うことを発表しました。
- 2月、アボットはVERITAS試験での初期段階の良好な結果を発表しました。本試験では、心房細動(AFib)を抱える患者さんの脳卒中リスクを低減するために開発中の次世代Amulet 360™左心耳閉鎖システムについて、臨床的に意義のある閉鎖率が示されました。
- 3月、アボットは、FreeDM2ランダム化比較試験の結果を発表しました。本試験では、基礎インスリン療法を受けている2型糖尿病患者さんのうち、FreeStyleリブレ®を使用した患者さんは、指先穿刺による血糖測定を使用した患者さんと比較して、HbA1c値が0.6%低下し、1日あたり2.5時間多く正常血糖範囲内で過ごしていることが示されました。
アボットの会長 兼 最高経営責任者(CEO)ロバート・B・フォードは、「第1四半期は、想定通りの結果で一年のスタートを切ることができました。エグザクトサイエンス社の買収により、アボットのポートフォリオに新たな高成長事業が加わったことで、年間を通じて成長を加速させていくという自信がより一層強まっています。」と述べています。
第1四半期の事業概要
比較ベース売上高成長率について
当社経営陣は、売上高の成長率を比較ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける適切な方法だと考えています。比較ベース売上高成長率には、2026年3月23日にアボットが買収したがん診断企業であるエグザクトサイエンスの前年および当年の売上高が含まれています。一方、為替変動の影響、ならびにアボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価に関連する前年および当年の売上高は含まれていません。この契約に基づく最終支払いは、2026年第1四半期に計上しています。
注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年のドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。
2026年第1四半期の業績
(単位:百万ドル)

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。
栄養剤製品
(単位:百万ドル)
2026年第1四半期の業績

第1四半期における栄養剤製品事業の全世界売上高は、決算報告ベースで6.0%減、比較ベースで7.7%減となりました。
第1四半期の業績は、前年比での販売数量減少に加え、2025年第4四半期に実施した戦略的価格施策の影響を反映しています。アボットは、複数の新製品の発売とともに、こうした戦略的価格施策が年間を通じて販売数量の増加に寄与すると見込んでいます。
診断薬・機器*
(単位:百万ドル)
2026年第1四半期の業績

*アボットは、これまで個別に報告していたラピッドダイアグノスティクス事業、遺伝子検査事業、およびポイントオブケア診断事業について、2026年よりラピッド・遺伝子検査事業に統合しました。2026年3月23日、アボットはエグザクトサイエンスの買収を完了しました。買収完了以降、エグザクトサイエンスの売上高はアボットのがん診断事業として報告されています。
比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。
第1四半期における診断薬・機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで6.1%増、比較ベースで1.8%増となりました。
コアラボ診断事業の全世界売上高は、米国、欧州、および中南米での成長に牽引されました。同事業の検査の売上高は、前年同期比および前期比ともに増加しました。
ラピッド・遺伝子検査事業の業績は、前年と比較して呼吸器ウイルスの流行が小規模にとどまったことによる呼吸器ウイルス検査の需要低下を反映しています。
がん診断事業の業績は、2026年3月23日に完了したエグザクトサイエンスの買収を反映しています。がん診断事業の成長は、COLOGUARD(コロガード)®の二桁成長と、昨年発売された多がん種スクリーニング検査CANCERGUARD(キャンサーガード)®の売上高に牽引されました。
エスタブリッシュ医薬品
(単位:百万ドル)
2026年第1四半期の業績

第1四半期におけるエスタブリッシュ医薬品事業の売上高は、決算報告ベースで13.2%増、比較ベースで9.0%増となりました。
主要新興国には、アボットのブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって長期的かつ最も魅力的な成長機会となる複数の新興国が含まれます。これらの国々における第1四半期の売上高は、決算報告ベースで12.9%増、比較ベースで9.4%増となりました。この成長は、中南米およびアジア太平洋地域の複数の国々における二桁成長に牽引されました。
医療機器
(単位:百万ドル)
2026年第1四半期の業績

*アボットのAmplatzer Amulet左心耳閉鎖デバイスおよび関連付属品は、2026年1月1日付でストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に移管されました。これにより、2025年第1四半期の売上高4,600万ドルは、ストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に組み替えられています。
比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。
第1四半期における医療機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで13.2%増、比較ベースで8.5%増となりました。
第1四半期における売上高の伸びは、エレクトロフィジオロジー事業、ハートフェイラー事業、リズムマネジメント事業の二桁成長によって牽引されました。
ダイアベティスケア事業では、持続グルコース測定システムの売上高が決算報告ベースで14.2%増、比較ベースで7.6%増となりました。
アボットの業績見通し
アボットでは、2026年通年の比較ベース売上高成長率を6.5%~7.5%と予想しています。
エグザクトサイエンスの買収に伴う0.20ドルの希薄化を含め、アボットでは2026年通年の調整後の希薄化1株当たり利益を5.38ドル~5.58ドルと予想しています。
アボットでは、2026年第2四半期の調整後の希薄化1株当たり利益を1.25ドル~1.31ドルと予想しています。
アボットでは、将来の見通しに基づくこれらの非GAAPの財務指標に対し、将来の見通しに基づくGAAPの財務指標は提示していません。リストラクチャリングならびにコスト削減のイニシアチブ関連費用、無形資産減損費用、買収関連費用、為替変動といった特定項目の時期と影響を、合理的な確実性をもって過度な負担なく予測することは不可能であり、これらがGAAPに基づく業績に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。
アボット、409四半期連続配当を発表
2026年2月20日、アボットの取締役会は、1株当たりの四半期配当を0.63ドルと発表しました。アボットでは、2026年4月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2026年5月15日に現金配当を支払います。
アボットは54年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P 500配当貴族指数の構成銘柄となっています。
アボットについて:
アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランドジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約122,000人の社員が活動しています。
アボット(www.abbott.com)、アボットジャパン(www.abbott.co.jp)、リンクトイン(www.linkedin.com/company/abbott-/)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、インスタグラム(www.instagram.com/abbottglobal)、X(x.com/AbbottNews)、YouTube(www.youtube.com/c/abbott)、YouTubeジャパン(www.youtube.com/@abbottjapan)も合わせてご参照ください。
12025年における全世界売上高は443億2,800万ドルで、うち米国売上高は171億2,600万ドル、米国外売上高は272億200万ドルでした。アボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価は8,900万ドルでした。また、2025年におけるエグザクトサイエンスの全世界売上高は32億4,700万ドルで、うち米国売上高は31億4,500万ドル、米国外売上高は1億200万ドルでした。