※本資料は、アボットが2022年7月20日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
https://abbott.mediaroom.com/2022-07-20-Abbott-Reports-Second-Quarter-2022-Results-and-Raises-Full-Year-EPS-Guidance
2022年7月20日-アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2022年6月30日を期末とする第2四半期の業績を発表しました。
アボットの取締役会会長 兼 最高経営責任者(CEO)、ロバート・B・フォードは、「当四半期も力強い成長を達成し、通年のEPS見通しを上方修正しました。新製品パイプラインは高い生産性を維持しており、当社の多角的な事業は、困難なマクロ環境下においても柔軟な対応をし続けています」と述べています。
第2四半期の事業概要
注記:当社経営陣は、売上高の成長率を有機ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける方法だと考えています。有機的売上高成長に為替変動の影響は含まれていません。
2022年第2四半期の事業セグメント別売上高と説明は以下の通りです。
全社
(単位:百万ドル)
* 2022年第2四半期の総売上高には、その他の売上高約200万ドルが含まれます。
* 2022年上半期の総売上高には、その他の売上高約500万ドルが含まれます。
n/a = 該当なし
注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年の米ドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。
2022年第2四半期における全世界売上高は113億ドルとなり、決算報告ベースで10.1%増、有機ベースで14.3%増でした。
新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高を除く第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで0.3%減、有機ベースで4.1%増となりました4。世界売上高は、2月から実施された、アボットの米国工場の1つで製造された特定の乳児用粉ミルクの自主回収および製造停止により、悪影響を受けました。新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高と自主回収製品による米国内の本年度および昨年度の売上高を除いた第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで1.6%増、有機ベースで6.2%増となりました5。
栄養剤製品
(単位:百万ドル)
第2四半期における栄養剤製品事業の全世界売上高は、決算報告ベースで7.4%減、有機ベースで4.5%減となりました。第2四半期の売上高は、2月から実施された、アボットの米国工場の1つで製造された特定の乳児用粉ミルクの自主回収および製造停止により、悪影響を受けました。7月1日、同施設での製造を一部再開しています。栄養剤製品に関連する米国内の本年度および昨年度の売上高を除いた、栄養剤製品事業の第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで0.5%増、有機ベースで3.8%増となりました6。
成人用栄養剤製品では、マーケットリーダーであり、幅広くバランス良く取り揃えられた栄養剤ブランド「エンシュア®」、およびマーケットリーダーの糖質制限経腸栄養剤ブランド「グルセルナ®」が、決算報告ベースで1.2%増、有機ベースで5.2%増という全世界売上高の成長につながりました。
診断薬・機器
(単位:百万ドル)
第2四半期における診断薬・機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで33.1%増、有機ベースで36.9%増となりました。第2四半期における新型コロナウイルス感染症検査関連の全世界売上高は、ラピッドダイアグノスティクスの検査製品の売上高に牽引され、23億ドルとなりました。
コアラボ診断および遺伝子検査事業は、これらの事業での新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高が前年比で減少したことにより、影響を受けました。新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高を除く、コアラボ診断の第2四半期における売上高は、決算報告ベースで3.1%減、有機ベースで2.3%増となり、遺伝子検査事業の第2四半期における売上高は、決算報告ベースで17.9%増、有機ベースで22.3%増となりました7。
エスタブリッシュ医薬品
(単位:百万ドル)
第2四半期における診断薬・機器事業の売上高は、決算報告ベースで3.7%増、有機ベースで9.2%増となりました。
主要新興国には、ブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって最も有力な長期的成長機会となる複数の新興国が含まれます。これらの国々における第2四半期の売上高は、決算報告ベースでは1.8%増、有機ベースで7.1%増となりました。有機的成長は、いくつかの地域および治療領域(心血管代謝、呼吸器、中枢神経 / ペインマネジメントなど)における決算報告ベースおよび有機ベースでの二桁成長に牽引されました。
その他の売上高は、決算報告ベースで10.3%増、有機ベースで16.7%増となりました。
医療機器
(単位:百万ドル)
第2四半期における医療機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで2.5%増、有機ベースで7.5%増となりました。売上高の成長は、いくつかの地域で新型コロナウイルス感染症が最近急増した結果、心血管疾患とニューロモデュレーションの処置量が減少したこと、医療スタッフの配置に問題が生じたこと、中国でウイルスの拡散を抑えるためにロックダウンが実施されたことにより、悪影響を受けました。
ダイアベティスケア事業では、「FreeStyleリブレ」の今四半期における売上高が約11億ドルとなり、前年同期比の決算報告ベースで18.7%増、有機ベースで25.6%増となりました。
アボットの1株当たり利益見通し
アボットでは、2022年通年のGAAPに基づく希薄化1株当たり利益の見通しを3.50ドル以上に上方修正します。また、主として無形資産減価償却費、自主回収に関連した費用、買収に関連した費用、構造改革やコスト削減イニシアチブ関連費用、およびその他の費用に関する2022年通年の特定項目は、1株当たり1.40ドルと予想しています。特定項目を除いた、2022年通年の調整後の希薄化1株当たり利益の見通しを4.90ドル以上に上方修正します。
アボット、394四半期連続配当を発表
2022年6月10日、アボットの取締役会は、1株当たりの四半期配当を0.47ドルと発表しました。アボットでは、2022年7月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2022年8月15日に現金配当を支払います。
アボットは50年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P 500配当貴族指数の構成銘柄となっています。
アボットについて
アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランド ジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約113,000人の社員が活動しています。
アボット(www.abbott.com)、リンクトイン(www.linkedin.com/company/abbott-/)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。
お客様がアクセスしようとしているウェブサイトは、そのサイトに記載されている特定の国または国々の居住者を対象としていることにご注意ください。 そのためサイトには、他の国々や地域では認められていない医療品、医療機器、その他の製品に関する情報や、用途についての情報が含まれている場合があります。
またアクセスしようとしているウェブサイトが、お客さまのスクリーンサイズ向けに最適化されていない場合もあります。
FOLLOW ABBOTT