アボット、2022年第2四半期の業績を発表 通年のEPS見通しを上方修正

  • 売上高は10.1%増、有機的売上高は14.3%増でした。
  • 米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化1株当たり利益(EPS)は72.7%増、調整後の希薄化EPSは22.2%増でした。
  • 第2四半期の全世界での新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高は23億ドルでした。
  • 複数の新製品について承認を取得し、ポートフォリオを拡充し続けています。

 


※本資料は、アボットが2022年7月20日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
https://abbott.mediaroom.com/2022-07-20-Abbott-Reports-Second-Quarter-2022-Results-and-Raises-Full-Year-EPS-Guidance

2022年7月20日-アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2022年6月30日を期末とする第2四半期の業績を発表しました。

  • 第2四半期の売上高は113億ドルとなり、決算報告ベースで10.1%増、為替変動の影響を除いた有機ベースで14.3%増となりました。
  • 第2四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPS1は1.14ドル、特定項目を除いた調整後の希薄化EPSは、前年同期比22.2%増の1.43ドルでした。
  • 第2四半期の全世界での新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高は23億ドルでした。
  • アボットは、2022年度通年のEPS見通しを上方修正します。アボットは、2022年通年のGAAPに基づく希薄化EPS見通しとして、3.50ドル以上、調整後の希薄化EPS見通しは、4.90ドル以上と予想しています。
  • 2022年通年の見通しには、新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高に関する予測の約61億ドル(2022年6月までの売上高56億ドルと今後数カ月間の売上予測5億ドル)が含まれています。
  • 4月、アボットは、米国における徐脈性不整脈患者の治療用として「Aveir™シングルチャンバー(VR)リードレスペースメーカ」の承認を米国食品医薬品局(FDA)より取得したことを発表しました。Aveir VRは、植え込み前に機器の正しい位置を決定できるように設計された独自のマッピング機能を備えた世界で唯一のリードレスペースメーカであり、治療の必要性が変化したり、機器を交換したりする必要性が生じた場合でも、拡張・抜去できる設計になっています。
  • 5月、アボットは、FreeStyleリブレ® 3システムについて、FDAの許可を取得したことを発表しました。FreeStyleリブレ® 3システムは、14日間の装着期間中、最新の正確な2グルコース値を自動的に取得する世界最小・最薄3のウェアラブルセンサーです。
  • 6月、アボットは、初のグルコース・ケトン・バイオウェアラブルセンサーの開発プログラムについて、FDAよりブレークスルーデバイス指定を取得したことを発表しました。この機器は、1つのセンサーで糖尿病患者さんのグルコースとケトンを継続的にモニタリングし、糖尿病ケトアシドーシスと呼ばれる命にかかわる合併症リスクをもつ患者さんをサポートします。

アボットの取締役会会長 兼 最高経営責任者(CEO)、ロバート・B・フォードは、「当四半期も力強い成長を達成し、通年のEPS見通しを上方修正しました。新製品パイプラインは高い生産性を維持しており、当社の多角的な事業は、困難なマクロ環境下においても柔軟な対応をし続けています」と述べています。

第2四半期の事業概要
注記:当社経営陣は、売上高の成長率を有機ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける方法だと考えています。有機的売上高成長に為替変動の影響は含まれていません。

2022年第2四半期の事業セグメント別売上高と説明は以下の通りです。

全社
(単位:百万ドル)

* 2022年第2四半期の総売上高には、その他の売上高約200万ドルが含まれます。

* 2022年上半期の総売上高には、その他の売上高約500万ドルが含まれます。

n/a = 該当なし

注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年の米ドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。

2022年第2四半期における全世界売上高は113億ドルとなり、決算報告ベースで10.1%増、有機ベースで14.3%増でした。

新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高を除く第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで0.3%減、有機ベースで4.1%増となりました4。世界売上高は、2月から実施された、アボットの米国工場の1つで製造された特定の乳児用粉ミルクの自主回収および製造停止により、悪影響を受けました。新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高と自主回収製品による米国内の本年度および昨年度の売上高を除いた第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで1.6%増、有機ベースで6.2%増となりました5

栄養剤製品
(単位:百万ドル)

第2四半期における栄養剤製品事業の全世界売上高は、決算報告ベースで7.4%減、有機ベースで4.5%減となりました。第2四半期の売上高は、2月から実施された、アボットの米国工場の1つで製造された特定の乳児用粉ミルクの自主回収および製造停止により、悪影響を受けました。7月1日、同施設での製造を一部再開しています。栄養剤製品に関連する米国内の本年度および昨年度の売上高を除いた、栄養剤製品事業の第2四半期における全世界売上高は、決算報告ベースで0.5%増、有機ベースで3.8%増となりました6

成人用栄養剤製品では、マーケットリーダーであり、幅広くバランス良く取り揃えられた栄養剤ブランド「エンシュア®」、およびマーケットリーダーの糖質制限経腸栄養剤ブランド「グルセルナ®」が、決算報告ベースで1.2%増、有機ベースで5.2%増という全世界売上高の成長につながりました。

診断薬・機器
(単位:百万ドル)

第2四半期における診断薬・機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで33.1%増、有機ベースで36.9%増となりました。第2四半期における新型コロナウイルス感染症検査関連の全世界売上高は、ラピッドダイアグノスティクスの検査製品の売上高に牽引され、23億ドルとなりました。

コアラボ診断および遺伝子検査事業は、これらの事業での新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高が前年比で減少したことにより、影響を受けました。新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高を除く、コアラボ診断の第2四半期における売上高は、決算報告ベースで3.1%減、有機ベースで2.3%増となり、遺伝子検査事業の第2四半期における売上高は、決算報告ベースで17.9%増、有機ベースで22.3%増となりました7

エスタブリッシュ医薬品
(単位:百万ドル)

第2四半期における診断薬・機器事業の売上高は、決算報告ベースで3.7%増、有機ベースで9.2%増となりました。

主要新興国には、ブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって最も有力な長期的成長機会となる複数の新興国が含まれます。これらの国々における第2四半期の売上高は、決算報告ベースでは1.8%増、有機ベースで7.1%増となりました。有機的成長は、いくつかの地域および治療領域(心血管代謝、呼吸器、中枢神経 / ペインマネジメントなど)における決算報告ベースおよび有機ベースでの二桁成長に牽引されました。

その他の売上高は、決算報告ベースで10.3%増、有機ベースで16.7%増となりました。

医療機器
(単位:百万ドル)

第2四半期における医療機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで2.5%増、有機ベースで7.5%増となりました。売上高の成長は、いくつかの地域で新型コロナウイルス感染症が最近急増した結果、心血管疾患とニューロモデュレーションの処置量が減少したこと、医療スタッフの配置に問題が生じたこと、中国でウイルスの拡散を抑えるためにロックダウンが実施されたことにより、悪影響を受けました。

ダイアベティスケア事業では、「FreeStyleリブレ」の今四半期における売上高が約11億ドルとなり、前年同期比の決算報告ベースで18.7%増、有機ベースで25.6%増となりました。

アボットの1株当たり利益見通し
アボットでは、2022年通年のGAAPに基づく希薄化1株当たり利益の見通しを3.50ドル以上に上方修正します。また、主として無形資産減価償却費、自主回収に関連した費用、買収に関連した費用、構造改革やコスト削減イニシアチブ関連費用、およびその他の費用に関する2022年通年の特定項目は、1株当たり1.40ドルと予想しています。特定項目を除いた、2022年通年の調整後の希薄化1株当たり利益の見通しを4.90ドル以上に上方修正します。

アボット、394四半期連続配当を発表
2022年6月10日、アボットの取締役会は、1株当たりの四半期配当を0.47ドルと発表しました。アボットでは、2022年7月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2022年8月15日に現金配当を支払います。

アボットは50年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P 500配当貴族指数の構成銘柄となっています。

アボットについて
アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランド ジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約113,000人の社員が活動しています。

アボット(www.abbott.com)、リンクトイン(www.linkedin.com/company/abbott-/)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。

 


  1. 報告されたすべての金額は、当該期間に中止された事業がないため、継続事業のみに関連します。
  2. アボット ダイアベティスケア事業部の社内資料。公開されている情報に基づく比較。
  3. 患者さんが着用するセンサーのうちで最薄です。アボット ダイアベティスケア事業部の社内資料。
  4. 2022年第2四半期における新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高は23億2,400万ドルでした。2021年第2四半期における全世界売上高は、102億2,300万ドルで、新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高12億6,700万ドルを含みます。
  5. 2022年第2四半期における特定の乳児用粉ミルクの米国売上高は1億1,600万ドルでした。2021年第2四半期における特定の乳児用粉ミルクの米国売上高は2億8,000万ドルでした。
  6. 2021年第2四半期における栄養剤製品の全世界売上高は、21億800万ドルで、特定の乳児用粉ミルクの米国売上高2億8,000万ドルを含みます。
  7. 2022年第2四半期のコアラボ診断事業および遺伝子検査事業における新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高は、それぞれ1,200万ドルと7,500万ドルでした。2021年第2四半期におけるコアラボ診断事業および遺伝子検査事業の全世界売上高は、それぞれ13億600万ドルと2億9,000万ドルでした。2021年第2四半期のコアラボ診断事業および遺伝子検査事業における新型コロナウイルス感染症検査関連の売上高は、それぞれ5,800万ドルと1億7,300万ドルでした。
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