アボット、2026年第2四半期の業績を発表 通年EPS見通しを引き上げ

  • 第2四半期の売上高は決算報告ベースで13.0%増、比較ベースで4.8%増
  • 第2四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.53ドル、調整後の希薄化EPSは1.31ドル
  • 2026年通年の比較ベース売上高成長率の見通しを6.5%~7.5%に据え置き1
  • 2026年通年の調整後の希薄化EPS見通しレンジを、前回の5.38ドル~5.58ドルから5.45ドル~5.60ドルに引き上げ
  • 配当金と自社株買いの形で、第2四半期は株主に21億ドルを還元

※本資料は、アボットが2026年7月16日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

https://abbott.mediaroom.com/2026-07-16-Abbott-Reports-Second-Quarter-2026-Results-and-Raises-Full-Year-EPS-Guidance

2026年7月16日―アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2026年6月30日を期末とする第2四半期の業績を発表しました。

  • 第2四半期における売上高は決算報告ベースで13.0%増、比較ベースで4.8%増でした。
  • 第2四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.53ドル、特定項目を除いた調整後の希薄化EPSは1.31ドルとなりました。
  • アボットは、2026年通年の比較ベース売上高成長率の見通しを6.5%~7.5%に据え置きました1
  • アボットは2026年通年の調整後の希薄化EPS見通しレンジを、前回の5.38ドル~5.58ドルから5.45ドル~5.60ドルに引き上げました。
  • 4月、アボットは、米国におけるTECTONICピボタル試験の登録を完了しました。この試験は、冠動脈の重度の石灰化病変に対し、ステント留置前の治療として開発中の冠動脈血管内砕石術(IVL)システムを評価することを目的としています。
  • 4月、アボットは、Heart Rhythm Society(HRS)の会議において、パルスフィールドアブレーション(PFA)および刺激伝導系ペーシング(CSP)ポートフォリオ全体にわたって良好な臨床結果を示した4つの臨床試験からの最新速報データを発表しました。
  • 5月、アボットは、グルコースとケトンを同時に測定できる世界初のバイオウェアラブルセンサーであるLibre® DuoがCEマークを取得したことを発表しました。この新技術は、グルコースとケトンのレベルをリアルタイムで可視化することで、糖尿病患者さんにとって深刻な健康状態である糖尿病性ケトアシドーシスにつながる可能性のあるケトンレベルの上昇を検知し、糖尿病の管理を最適化するのに役立ちます。
  • 5月、アボットは、左心耳閉鎖デバイスAmulet™ 360の承認を求める申請を米国食品医薬品局(FDA)に提出しました。
  • 5月、米国がん協会(ACS)は、大腸がん(CRC)スクリーニングに関する最新のガイドラインを発表し、平均的なリスクを持つ45歳以上の成人に対する推奨スクリーニング方法として、COLOGUARD(コロガード)®およびCOLOGUARD PLUS(コロガード・プラス)®を改めて推奨しました。

アボットの会長 兼 最高経営責任者(CEO)ロバート・B・フォードは、「第2四半期決算は、当社の勢いが増してきていることを反映しています。この勢いは今後も続き、下半期には売上高と利益の成長が加速すると予想しています。」と述べています。

第2四半期の事業概要
比較ベース売上高成長率について
当社経営陣は、売上高の成長率を比較ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける適切な方法だと考えています。比較ベース売上高成長率には、2026年3月23日にアボットが買収したがん診断企業であるエグザクトサイエンスの前年および当年の売上高が含まれています。一方、為替変動の影響、ならびにアボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価に関連する前年および当年の売上高は含まれていません。当該契約に係る最終支払額は、2026年第1四半期に収益認識されています。

注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年のドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。

2026年第2四半期の業績
(単位:百万ドル)

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2026年上半期の業績
(単位:百万ドル)

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比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

栄養剤製品
(単位:百万ドル)

2026年第2四半期の業績

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第2四半期における栄養剤製品事業の全世界売上高は、決算報告ベースで3.1%減、比較ベースで3.6%減となりました。

第2四半期の業績は、前年比での販売数量減少に加え、2025年第4四半期に実施した戦略的価格施策の影響を反映しています。新製品の発売とともに、こうした戦略的価格施策が業績向上に貢献しています。栄養剤製品事業の売上高は、2026年第1四半期と比較して、前期比で1億2,700万ドル増加しました。

2026年上半期の業績

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診断薬・機器*
(単位:百万ドル)

2026年第2四半期の業績

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第2四半期における診断薬・機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで42.3%増、比較ベースで2.9%増となりました。

コアラボ診断事業の全世界売上高は、米国および中南米での力強い成長に牽引されました。

ラピッド・遺伝子検査事業の業績は、前年と比較して呼吸器ウイルス検査の売上高減少を反映しています。

がん診断事業の業績は、新規ユーザーとリピーターの両方の増加に支えられたCOLOGUARD(コロガード)の10%台半ばの成長によって牽引されました。また、プレシジョンオンコロジー事業と米国外事業の成長への貢献も、今四半期の業績に反映されています。

2026年上半期の業績

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*アボットは、これまで個別に報告していたラピッドダイアグノスティクス事業、遺伝子検査事業、およびポイントオブケア診断事業について、2026年よりラピッド・遺伝子検査事業に統合しました。2026年3月23日、アボットはエグザクトサイエンスの買収を完了しました。買収完了以降、エグザクトサイエンスの売上高はアボットのがん診断事業として報告されています。

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

エスタブリッシュ医薬品
(単位:百万ドル)

2026年第2四半期の業績

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第2四半期におけるエスタブリッシュ医薬品事業の売上高は、決算報告ベースで8.4%増、比較ベースで8.7%増となりました。

主要新興国には、アボットのブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって長期的かつ最も魅力的な成長機会となる複数の新興国が含まれます。これらの国々における第2四半期の売上高は、決算報告ベースで9.8%増、比較ベースで10.7%増となりました。この成長は、中南米およびアジア太平洋地域の複数の国々における二桁成長に牽引されました。

2026年上半期の業績

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医療機器
(単位:百万ドル)

2026年第2四半期の業績

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第2四半期における医療機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで9.0%増、比較ベースで8.4%増となりました。

第2四半期における売上高の伸びは、エレクトロフィジオロジー事業における10%台前半の成長と、リズムマネジメント事業、ダイアベティスケア事業、ハートフェイラー事業における1桁台後半の成長によって牽引されました。

ダイアベティスケア事業では、持続グルコース測定システムの売上高が決算報告ベースで11.0%増、比較ベースで9.5%増となりました。

2026年上半期の業績

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*アボットのAmplatzer Amulet左心耳閉鎖デバイスおよび関連付属品は、2026年1月1日付でストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に移管されました。これにより、2025年第2四半期の売上高5,500万ドル、および2025年上半期の売上高1億100万ドルは、ストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に組み替えられています。

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

アボットの業績見通し
アボットでは、2026年通年の比較ベース売上高成長率を6.5%~7.5%と予想しています1

アボットでは2026年通年の調整後の希薄化1株当たり利益を5.45ドル~5.60ドルと予想しています。

アボットでは、2026年第3四半期の調整後の希薄化1株当たり利益を1.38ドル~1.46ドルと予想しています。

アボットでは、将来の見通しに基づくこれらの非GAAPの財務指標に対し、将来の見通しに基づくGAAPの財務指標は提示していません。リストラクチャリングならびにコスト削減のイニシアチブ関連費用、無形資産減損費用、買収関連費用、為替変動といった特定項目の時期と影響を、合理的な確実性をもって過度な負担なく予測することは不可能であり、これらがGAAPに基づく業績に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。

アボット、410四半期連続配当を発表
2026年6月12日、アボットの取締役会は、1株当たりの四半期配当を0.63ドルと発表しました。アボットでは、2026年7月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2026年8月17日に現金配当を支払います。

アボットは54年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P 500配当貴族指数の構成銘柄となっています。

アボットについて:
アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランドジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約122,000人の社員が活動しています。
アボット(www.abbott.com)、アボットジャパン(www.abbott.co.jp)、リンクトイン(www.linkedin.com/company/abbott-/)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、インスタグラム(www.instagram.com/abbottglobal)、X(x.com/AbbottNews)、YouTube(www.youtube.com/c/abbott)、YouTubeジャパン(www.youtube.com/@abbottjapan)も合わせてご参照ください。


12025年における全世界売上高は443億2,800万ドルで、うち米国売上高は171億2,600万ドル、米国外売上高は272億200万ドルでした。アボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価は8,900万ドルでした。また、2025年におけるエグザクトサイエンスの全世界売上高は32億4,700万ドルで、うち米国売上高は31億4,500万ドル、米国外売上高は1億200万ドルでした。