アボット、2026年第3四半期の業績を発表 通年EPS見通しを据え置き

  • 第3四半期の売上高は決算報告ベースで14.5%増、比較ベースで7.0%増
  • 第3四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.53ドル、調整後の希薄化EPSは1.42ドル
  • 主要な新製品の承認取得により、ポートフォリオを拡大

※本資料は、アボットが2026年10月21日に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

https://abbott.mediaroom.com/2026-10-21-Abbott-Reports-Third-Quarter-2026-Results-and-Reaffirms-Full-Year-EPS-Guidance

2026年10月21日―アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2026年9月30日を期末とする第3四半期の業績を発表しました。

  • 第3四半期における売上高は決算報告ベースで14.5%増、比較ベースで7.0%増でした。
  • 第3四半期の米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化EPSは0.53ドル、特定項目を除いた調整後の希薄化EPSは1.42ドルとなりました。
  • アボットは、2026年通年の比較ベース売上高成長率を約6.0%と予想しています1。
  • アボットは、2026年通年の調整後の希薄化EPS見通しについて、すでに公表されている中央値を据え置き、レンジを5.50ドル~5.55ドルに縮小しました。
  • 8月、アボットは、グルコースとケトンを同時に測定できる世界初のバイオウェアラブルセンサーであるLibre® Duoが米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。この新技術は、グルコースとケトンのレベルをリアルタイムで可視化することで、糖尿病患者さんにとって深刻な健康状態である糖尿病性ケトアシドーシスにつながる可能性のあるケトンレベルの上昇を検知し、糖尿病の管理を最適化するのに役立ちます。
  • 8月、アボットは、心房細動(AFib)を抱える患者さんの脳卒中リスクを低減するために開発された次世代Amulet 360™左心耳閉鎖デバイスがCEマークを取得したことを発表しました。
  • 8月、アボットは、商業的無菌状態でそのまま授乳できる、全乳を原料とした米国初で唯一の乳児用液体調製乳であるSimilac® 360 Total Care® Made With Whole Milkを発売したことを発表しました。
  • 9月、アボットは、心房細動を抱える患者さんを治療するためにパルスフィールドアブレーション(PFA)エネルギーと高周波(RF)エネルギーの両方を供給できるように設計されたTactiFlex™ Duo Ablation Catheter, Sensor Enabled™について、FDAの承認を取得したことを発表しました。
  • 9月、アボットは、大腸がんの発症リスクが平均的な45歳以上の成人を対象とした大腸がんスクリーニング用の血液検査として、FDAの承認を取得済みのSimpleScreen™ CRCを発売しました。

アボットの会長 兼 最高経営責任者(CEO)ロバート・B・フォードは、「第3四半期は、ポートフォリオ全体でのバランスのとれた成長を反映し、好調な業績を上げることができました。複数の事業が堅調に推移していることに加え、革新的な製品パイプラインも充実しており、当社は今後数年にわたって持続的な成長を実現していく態勢が整っています。」と述べています。

第3四半期の事業概要
比較ベース売上高成長率について
当社経営陣は、売上高の成長率を比較ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける適切な方法だと考えています。比較ベース売上高成長率には、2026年3月23日にアボットが買収したがん診断企業であるエグザクトサイエンスの前年および当年の売上高が含まれています。一方、為替変動の影響、ならびにアボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価に関連する前年および当年の売上高は含まれていません。当該契約に係る最終支払額は、2026年第1四半期に収益認識されています。

注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年のドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。

2026年第3四半期の業績
(単位:百万ドル)

Third Quarter 2026 Results

2026年9カ月間の業績
(単位:百万ドル)

Third Quarter 2026 Results

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

栄養剤製品
(単位:百万ドル)

2026年第3四半期の業績

Third Quarter 2026 Results

第3四半期における栄養剤製品事業の全世界売上高は、決算報告ベースで5.1%増、比較ベースで4.9%増となりました。

栄養剤製品事業の全世界売上高は、全世界で9.0%近い売上高成長率を達成した小児用栄養剤製品部門をはじめ、ポートフォリオ全般にわたる成長に牽引されました。

栄養剤製品事業の全世界売上高は、2026年第2四半期と比較して、前期比で1億1,800万ドル増加しました。

2026年9カ月間の業績

Third Quarter 2026 Results

診断薬・機器*
(単位:百万ドル)

2026年第3四半期の業績

Third Quarter 2026 Results

第3四半期における診断薬・機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで46.7%増、比較ベースで6.4%増となりました。

コアラボ診断事業の全世界売上高は、米国、欧州、日本、および中南米をはじめとする主要地域でのバランスのとれた成長に牽引されました。

がん診断事業の業績は、Cologuard(コロガード)®の成長によって牽引されました。また、プレシジョンオンコロジー事業と米国外事業の成長への貢献も、業績に反映されています。

2026年9カ月間の業績

Third Quarter 2026 Results

*アボットは、これまで個別に報告していたラピッドダイアグノスティクス事業、遺伝子検査事業、およびポイントオブケア診断事業について、2026年よりラピッド・遺伝子検査事業に統合しました。2026年3月23日、アボットはエグザクトサイエンスの買収を完了しました。買収完了以降、エグザクトサイエンスの売上高はアボットのがん診断事業として報告されています。

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

エスタブリッシュ医薬品
(単位:百万ドル)

2026年第3四半期の業績

Third Quarter 2026 Results

第3四半期におけるエスタブリッシュ医薬品事業の売上高は、決算報告ベースで6.8%増、比較ベースで8.4%増となりました。

主要新興国には、アボットのブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって長期的かつ最も魅力的な成長機会となる複数の新興国が含まれます。これらの国々における第3四半期の売上高は、決算報告ベースで9.0%増、比較ベースで10.9%増となりました。この成長は、インド、ならびに中南米およびアジア太平洋地域の複数の市場における二桁成長に牽引されました。

2026年9カ月間の業績

Third Quarter 2026 Results

医療機器
(単位:百万ドル)

2026年第3四半期の業績

Third Quarter 2026 Results

第3四半期における医療機器事業の全世界売上高は、決算報告ベースで6.9%増、比較ベースで7.8%増となりました。

第3四半期における売上高の伸びは、エレクトロフィジオロジー事業とリズムマネジメント事業の二桁成長によって牽引されました。

ダイアベティスケア事業では、持続グルコース測定システムの売上高が決算報告ベースで7.3%増、比較ベースで7.7%増となりました。

2026年9カ月間の業績

Third Quarter 2026 Results

*アボットのAmplatzer Amulet左心耳閉鎖デバイスおよび関連付属品は、2026年1月1日付でストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に移管されました。これにより、2025年第3四半期の売上高5,500万ドル、および2025年9カ月間の売上高1億5,600万ドルは、ストラクチュラルハート事業からエレクトロフィジオロジー事業に組み替えられています。

比較ベース売上高成長率の調整については、英語原文をご参照ください。

アボットの業績見通し
アボットでは、2026年通年の比較ベース売上高成長率を約6.0%と予想しています1。

アボットでは、2026年通年の調整後の希薄化1株当たり利益を5.50ドル~5.55ドルと予想しています。

アボットでは、2026年第4四半期の調整後の希薄化1株当たり利益を1.62ドル~1.67ドルと予想しています。

アボットでは、将来の見通しに基づくこれらの非GAAPの財務指標に対し、将来の見通しに基づくGAAPの財務指標は提示していません。リストラクチャリングならびにコスト削減のイニシアチブ関連費用、無形資産減損費用、買収関連費用、為替変動といった特定項目の時期と影響を、合理的な確実性をもって過度な負担なく予測することは不可能であり、これらがGAAPに基づく業績に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。

アボット、411四半期連続配当を発表
2026年9月17日、アボットの取締役会は、1株当たりの四半期配当を0.63ドルと発表しました。アボットでは、2026年10月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2026年11月16日に現金配当を支払います。

アボットは54年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P 500配当貴族指数の構成銘柄となっています。

アボットについて:
アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランドジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約122,000人の社員が活動しています。

アボット(www.abbott.com)、アボットジャパン(www.abbott.co.jp)、リンクトイン(www.linkedin.com/company/abbott-/)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、インスタグラム(www.instagram.com/abbottglobal)、X(x.com/AbbottNews)、YouTube(www.youtube.com/c/abbott)、YouTubeジャパン (www.youtube.com/@abbottjapan)も合わせてご参照ください。


12025年における全世界売上高は443億2,800万ドルで、うち米国売上高は171億2,600万ドル、米国外売上高は272億200万ドルでした。アボットのストラクチュラルハート事業部が競合他社との複数年契約の一環として受け取った対価は8,900万ドルでした。また、2025年におけるエグザクトサイエンスの全世界売上高は32億4,700万ドルで、うち米国売上高は31億4,500万ドル、米国外売上高は1億200万ドルでした。