アボット 、2019年第3四半期の業績を発表

- 第3四半期の売上高は5.5%増、有機的売上高は7.6%増でした。

- 主要プラットフォームであるFreeStyleリブレ, MitraClip、Alinityですぐれた成長。

- 新製品の承認取得、保険適用および臨床データにおいて着実な前進を見せ、ポートフォリオを引き続き強化しました。

2019年10月16日-アボット(米国イリノイ州アボットパーク)は本日、2019年9月30日を期末とする第3四半期の業績を発表しました。

第3四半期における全世界売上高は81億ドルを記録し、報告ベースで5.5%増、有機*ベースで7.6%増となりました。

  • 米国会計基準(GAAP)に基づく第3四半期の業績は、継続事業からの希薄化1株当たり利益(EPS)は報告ベースで0.53ドルでした。特定項目を除いた調整後の希薄化EPSは、前年度比12.0%増の0.84ドルでした1。
  • アボットは、レンジの中間点2における前年度比12.5%増を反映する形でGAAPに基づく2019年通年見通しを修正し、継続事業からの希薄化EPSの予想レンジを2.06~2.08ドルに、継続事業からの調整後の希薄化EPSの予想レンジを 3.23~3.25ドルに狭めました。
  • FreeStyleリブレ® の当四半期における全世界売上高は4億9,600万ドルとなりました。報告ベースでは前年度比63.1%増、有機ベースでは同67.6%増となりました。
  • 第3四半期において、FreeStyleリブレはカナダ・オンタリオ州とケベック州の公的保険の適用を取得し、カナダの州政府医療制度で初めて、かつ唯一、保険適用対象リストに掲載されるセンサーベースの血糖測定器となりました。
  • MitraClip® の当四半期における全世界売上高は1億7,600万ドルで、報告ベースでは30.4%増、有機ベースでは31.9%増となりました。これには米国での前年度比45.7%増が含まれています。第3四半期において、アボットは米国食品医薬品局(FDA)から、機能の充実とサイズ展開の拡大を実現し、より幅広い選択肢を医師に提供する、次世代のMitraClipの承認を取得したことを発表しました。
  • 9月、アボットは、二次性の僧帽弁閉鎖不全症、すなわち僧帽弁逆流症の心不全患者において、「ガイドラインによる治療(GDMT)」のみを行う場合に比べ、MitraClipを使用することで生存期間の延長、QoL(生活の質)の向上を示したCOAPTTM 試験のデータを発表しました。
  • 第3四半期においてアボットは、米国の血液および血漿供給をスクリーニング・保護する最新技術を搭載したAlinity®-S診断システムについて米国FDAの承認を取得しました。

アボットの取締役会会長兼CEO、マイルス・D・ホワイトは、「当社はいくつかの領域ですぐれた業績を達成しました。EPSおよび有機的売上増は順調に推移しており、今年度の当初予想レンジの上限で達成できる見通しです」と述べています。

*有機的成長についての注記参照。

第3四半期の事業概要

注記:当社経営陣は、売上の成長率を有機ベースで測定評価することが、投資家の皆様に当社の基礎的な業績を最もよく理解いただける方法だと考えています。

有機的成長:

  • 米国の成人用栄養剤部門内の非主力事業(2018年第3四半期に廃止した事業)における前年第1、第2および第3四半期実績を除く
  • 為替変動の影響を除く

第3四半期の事業セグメント別売上高と説明は以下のとおりです。

全社

(単位:百万ドル)

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*2019年第3四半期の継続事業からの総売上には、その他の売上1,600万ドルが含まれます。

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*2019年度9カ月通算の継続事業からの総売上には、その他の売上4,700万ドルが含まれます。

n/a = 該当なし

注記:為替変動の影響を排除した業績を算出するために、当年のドル建て売上高は、当年の期中平均為替レートを使用して適切に換算し、それを前年の期中平均為替レートを使用して適切に再計算しています。

2019年第3四半期における全世界売上高は報告ベースで5.5%増の81億ドルとなりました。有機ベースの全世界売上高は7.6%増となりました。過去の調整後売上については、17~18ページをご参照下さい。

栄養剤製品

(単位:百万ドル)

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第3四半期、栄養剤製品の全世界売上高は報告ベースで2.0%増、有機ベースの売上高は3.8%増となりました。過去の調整後売上については、17~18ページをご参照下さい。

小児用栄養剤製品の第3四半期における全世界売上高は、為替変動のマイナスの影響0.9%を含めた報告ベースでは0.5%増、 有機ベースでは1.4%増となりました。米国では、市場をリードするアボットの幼児向けブランド、PediaSure® とPedialyte®が売上増の原動力となりました。米国外での売上は、中華圏における困難な市場力学のマイナスの影響を、東南アジアおよびラテンアメリカの一部の国々での成長では補いきれず、報告ベースで2.4%減、有機ベースで0.7%減となりました。

成人用栄養剤製品の第3四半期における全世界売上高は、報告ベースで3.9%増、有機ベースで6.9%増となりました。米国外での成人用栄養剤製品の第3四半期売上高は、報告ベースで 7.5%増、有機ベースで10.4%増となりました。当四半期における売上は、市場をリードするアボットのバランス良く全て取り揃えた栄養剤ブランド「エンシュア® 」と市場をリードするアボットの糖尿病用栄養剤ブランド「グルセルナ®」の力強い成長が牽引しました。

診断薬・機器

(単位:百万ドル)

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診断薬・機器の第3四半期における全世界売上高は、為替変動のマイナスの影響1.9%を含めた報告ベースで4.7%増、有機ベースで6.6%増となりました。

コアラボ診断(Core Laboratory Diagnostics)の第3四半期における売上高は、報告ベースで8.3%増、有機ベースで10.6%増となりました。米国および米国外で売上を牽引したのは、革新的で高度に差別化された診断機器Alinityファミリーの採用が引き続き堅調なことによる業界平均を超える成長です。第3四半期において、アボットはAlinity-S血液・血漿スクリーニング診断装置およびいくつかの検査アッセイについて米国FDAの承認を取得しました。

遺伝子検査(Molecular Diagnostics)の第3四半期における売上高は、為替変動のマイナスの影響1.4%を含めた報告ベースで7.8%減、有機ベースで6.4%減となりました。米国外での当四半期の売上は、アフリカでのNGO(非政府組織)による購入が減少したことによりマイナスの影響を受けました。

ポイントオブケア診断(Point of Care Diagnostics)の第3四半期における売上高は、為替変動のマイナスの影響0.4%を含めた報告ベースで6.3%増、有機ベースで6.7%増となりました。売上を牽引したのは、米国内外で市場をリードするアボットのi-STAT® ポータブルシステムでした。

ラピッド・ダイアグノスティクス(Rapid Diagnostics)の第3四半期における売上高は、為替変動のマイナスの影響1.5%を含めた報告ベースで0.7%減、有機ベースで0.8%増となりました。有機的売上を牽引したのは先進国市場での感染症検査および世界各国での心臓代謝検査で、アフリカでの感染症検査の予想を下回る売上の一部をカバーしました。

エスタブリッシュ医薬品

(単位:百万ドル)

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エスタブリッシュ医薬品の第3四半期における売上高は、為替変動のマイナスの影響3.5%を含めた報告ベースで4.4%増、有機ベースで7.9%増となりました。

主要新興市場にはインド、ブラジル、ロシア、中国のほか、アボットのブランドジェネリック製品ポートフォリオにとって最も有力な長期的成長機会であるいくつかの新興国が含まれます。これらの国々での第3四半期の売上高は、為替変動のマイナスの影響4.0%を除いた報告ベースでは2.8%増、有機ベースでは6.8%増となりました。有機的売上高の成長はインド、中国、ブラジルをはじめとする国々での力強い成長に牽引されました。

第3四半期におけるその他の売上は、為替変動のマイナスの影響1.7%を含めた報告ベースで9.2%増、有機ベースでは10.9%増となりました。

医療機器

(単位:百万ドル)

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注記:植え込み型心臓モニター(ICM)の売上は、以前はElectrophysiologyの売上に含まれていましたが、現在はRhythm Managementに含まれています。この変更は、過去についても調整され、反映されています。

第3四半期の医療機器の全世界売上高は、Electrophysiology、Heart Failure、ストラクチュラルハートおよびダイアベティスケアの2桁成長に牽引され、報告ベースで8.9%増、 有機ベースで10.6%増となりました。

Electrophysiologyでは、不整脈の一種である心房細動の正確かつ有効な治療という面で医師をサポートする心臓診断およびアブレーションカテーテルでの堅調な売上が成長の原動力となりました。

Heart Failureは、重度の心不全患者の生存率と転帰改善を示したアボットの「HeartMate 3®」左心室補助機器の市場での採用に牽引され、力強い2桁成長を達成しました。

ストラクチュラルハートの成長は、市場をリードするアボットの僧帽弁閉鎖不全症、すなわち僧帽弁逆流症に対する低侵襲の治療機器「MitraClip」に牽引されました。第3四半期、アボットは、次世代のMitraClipであるMitraClip G4が米国FDAの承認を取得したことを発表しました。MitraClip G4では、クリップのサイズ展開が拡大し、弁を把持する代替機能を提供するとともに、リアルタイムでの術式評価が容易になるため、医師が僧帽弁閉鎖不全症を治療する際の選択肢が広がります。

ダイアベティスケアでは、第3四半期における売上高は報告ベースで29.6%増、有機ベースで33.1%増となりました。当四半期において成長の原動力となったのは、アボットの革新的な持続血糖測定器「FreeStyleリブレ」で、その全世界売上高は報告ベースで前年度比63.1%増、 有機ベースで67.6%増の4億9,600万ドルに上っています。第3四半期において、FreeStyleリブレはカナダ・オンタリオ州とケベック州の公的保険の適用を取得し、カナダの州政府医療制度で初めて、かつ唯一、保険適用対象リストに掲載されるセンサーベースの血糖測定器となりました。

アボットの2019年業績予想

アボットは、米国会計基準(GAAP)に基づく2019年の継続事業からの希薄化EPSの予想レンジを2.06~2.08ドルに狭めました。アボットは2019年通年の特定項目は1株当たり正味1.17ドルと予想しています。特定項目には無形資産減価償却費、買収関連費用、コスト削減イニシアチブ関連の費用、およびその他の費用が含まれます。

特定項目を除いた、継続事業からの調整後の希薄化EPSについては、2019年通年の予想レンジを3.23~3.25ドルと見込んでいます。

アボットは、2019年第4四半期の業績予想として、GAAPに基づく継続事業からの希薄化EPSの予想レンジを0.59~0.61ドルとしています。アボットは、2019年第4四半期の特定項目は1株当たり0.35ドルと見込んでいます。これは主に無形資産の減価償却、買収関連費用、コスト削減イニシアチブ費用およびその他の費用に関連するものです。特定項目を除くと、継続事業からの調整後希薄化EPSの第4四半期予想レンジは0.94~0.96ドルとなります。

アボット、383四半期連続の配当支払を発表

2019年9月12日、アボットの取締役会は、当社の四半期配当が1株当たり0.32ドルになると発表しました。アボットは、2019年10月15日の営業時間終了時点において当社の株主名簿に登録されている株主に対して、2019年11月15日に現金配当を支払います。

アボットは47年連続で増配しており、25年以上連続で毎年増配している企業で構成されるS&P500配当貴族指数の構成銘柄となっています。

アボットについて

アボットは、人々が人生のあらゆるステージにおいて最高の人生を送ることができるようサポートするグローバルヘルスケアリーダーです。業界をリードする診断薬・機器、医療機器、栄養剤、およびブランド ジェネリック医薬品分野の事業および製品を含め、人々の生活に大きな影響をもたらす画期的なアボットの技術は、ヘルスケアの広範な領域にわたっています。現在、世界160カ国以上で、約103,000人の社員が活動しています。

アボット(www.abbott.com)、アボット ジャパン(www.abbott.co.jp)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、ツイッター(@AbbottNews、@AbbottGlobal)も合わせてご参照ください。

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