2014年3月31日 アボット ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 坂本 春喜)は、約50年にわたり世界100か国以上で販売されているレトロ・プロゲステロン製剤「デュファストン®錠5mg(一般名:ジドロゲステロン)」の製造販売承認を、4月1日より承継することを発表しました。
デュファストンは1961年の発売開始以来、産婦人科領域における切迫流早産、習慣性流早産、無月経、月経周期異常、月経困難症、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、子宮内膜症等の治療に、世界中で1,000万人以上の妊婦を含む累計3,800万人以上の患者さんに処方されてきました。
日本では、第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO 中山 讓治)が1965年に製造販売承認を取得し、製造・販売を実施してきました。発売開始から約50年、確かな効果と安全性を兼ね備えた本剤は、黄体ホルモン製剤の代表的製品として、多くの産婦人科医師に広く認知され、評価を得ています。
アボット ジャパン株式会社取締役 副社長 兼EPD医薬品事業部 事業部長 本田 明彦は、「アボットは日本において、女性の健康を重点領域の一つとして捉えており、診断から治療まで幅広い製品群を手掛けています。『アミティーザ®(一般名:ルビプロストン)』の発売に続いてデュファストンが製品ラインナップに加わり、女性によく見られる慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)や産婦人科領域疾患の治療にお役に立てることを大変喜んでおります。医薬品・診断薬・栄養剤をはじめとするアボットの幅広い製品群がさらに強化され、医療関係者の皆様および患者様に更なる貢献ができることを確信しております。」と述べています。
今回のデュファストン承継を受け、今後は日本においても女性向け診断および治療領域における製品群の更なる充実をはかり、より多くの女性の健康に貢献することを目指してまいります。
※高解像度データはこちらから
ジドロゲステロン(Dydrogesterone)
切迫流早産、習慣性流早産、無月経、月経周期異常(稀発月経、多発月経)、月経困難症、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、子宮内膜症
製造販売承認年月日:2008年10月 7日(販売名変更による)
薬価基準収載年月日:2008年12月19日(販売名変更による)
発 売 年 月 日:2008年12月(販売名変更による)
アボット ジャパン株式会社
38.0円/錠(2014年4月1日~)
アボット社は、広範囲のヘルスケアに基盤を置くグローバルヘルスケア企業であり、人々の生活を向上させるために製品や技術を開発しています。主要な事業内容は、科学的知見に基づいた診断薬・機器、医療機器、栄養剤そしてブランドジェネリック医薬品を提供しています。グループ総従業員数約69,000人を擁し、世界150カ国以上で営業活動を行っています。
日本国内では、従業員約2,200人が栄養剤、医療機器、診断薬・機器そしてビジョンケア製品を含む医薬品と医療機器に関する製造、研究、開発、流通および販売とマーケティングに従事しています。東京、福井、千葉に主要拠点を置いています。
アボット社(www.abbott.com)、アボット ジャパン(www.abbott.co.jp)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。
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